《Fireflies(蛍)》 《There was something different about his manner》 … when he was with her, something especially charming and seductive. But she was beyond the reach of direct overtures. Tamakazura was a modern sort of girl, and approachable. Sometimes dangerously near losing control of himself, he would do things which, had they been noticed, might have aroused suspicions. It was a difficult and complicated relationship indeed, and he must be given credit for the fact that he held back from the final line. On the fifth day of the Fifth Month, the Day of the Iris, he stopped by her apartments on his way to the equestrian grounds. "What happened? Did he stay late? You must be careful with him.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』 Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「蛍(ほたる)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。大菩薩峠絵本・第一・甲源一刀流の卷より間の山の卷まで/中里介山/昭和11年/唯一無二の大乗文学にして娑婆即寂光士の福音也/井川洗厓口。
「蛍の巻」は、3代将軍家光の長女千代姫が婚礼調度として持参した国宝「蛍の調度」は、「源氏物語絵巻・蛍」に依拠することで知られております。日露戦役写真帖・大本営写真班撮影・陸地測量部蔵版・THE RUSSO-JAPANESE WAR・15冊/小川一真/明治38年/第二軍・第山群・樺太軍・鴨緑江軍。原文は「源氏物語・蛍の巻」として美しく描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。完品 山口蓼洲『能狂言服飾文様』(全5集揃/彩色木版画全50枚揃) 昭和4年 板画会(京都市)能装束図案集 能楽 お能。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 書状 古文書。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。古書 弓野國之助 「加倉井砂山」砂山研究会 良書研究会 茨城県 偉人 歴史資料 水戸藩。現在の今上天皇と系譜がつながっている。櫻荘子後日物語 2編8巻揃 岳亭春信作 一蘭齋國綱(歌川國綱)画 文久元年☆草双紙黄表紙和本挿絵木版浮世絵江戸戯作読本浅倉一代記 B245yn。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。写本 微毒要方 漢方学 薬学薬理学 東洋医学 江戸時代 戦前江戸期明治大正古書和書古本 NM。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。大隈重信書簡 河野通倫宛 第一月五日附。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。長谷川伸旧蔵書 曽我鍛編『松山叢談』(全4冊揃)昭和11年 豫陽叢書刊行会刊(愛媛県松山市)。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。菊池寛三郎編『神風遺談』(全3冊揃)安政3年須原屋伊八刊 江戸時代和本 元寇資料 絵入本 鎌倉時代日本史・中国史(元代資料)。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。輿車図 1928年 検索:木版画 支那 松平定信 渡辺広輝 故実書 彩色木版刷 今泉定介 江戸 図鑑 図版 初版 絵本 輦輿 神輿 輿丁 坤輿 和本唐本。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。『 福井県文書館資料叢書 1~9 まとめて9冊セット 元禄期越前の幕府領大庄屋日記/越前松平家家譜ほか 』 福井県文書館。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。信州高島藩分限帳(諏訪) 表題は御家中分限簿。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。★☆当時物/至近世自上古 歴史風俗図/歴史研究/三重県伊勢国 発行/発行年:不明。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。希少 諜報記 石光真清 石光真清手記 スパイ手記 昭和17 古書和本古本 軍事 ミリタリー 旧日本軍 戦前 太平洋戦争。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。武者小路実篤筆 「愛」 15.5x55cm 印有 錦子識 墨 書 軸。また、各巻ごとの書かれた年については不明。武井武雄「おもちゃ絵諸国めぐり 刊行案内等」昭和4年 伊勢辰版。従って、応永五年とは、書き始めの年である。▲01)【同梱不可】顔真卿争座位稿/拓本/漢籍/精華堂法帖店/大正8年/A。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。大枝流芳『煎茶仕用集』(全2冊揃)宝暦6年序 前川善兵衛刊 江戸時代和本(明治刷)青湾茶話 煎茶道論 中国茶論。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。蘭繁之他『夢二愛惜』限定200部 昭和52年 緑の笛豆本の会刊 竹久夢二 彩色木版画3枚入。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。【政】29816 太政官高札(こうさつ) 舞鶴藩 立て札 奉行ふれ札 取締り 看板 骨董 古物。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。宮崎成身『六藝名義觧』文政5年序 青山堂刊『周礼』六芸解説書 中国周代教養 江戸時代和本 絵入本 六芸名義解。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。本居宣長『真暦考』天明2年後跋 柏屋兵助他刊 江戸時代和本 上代/古代日本人の暦論 国学者 暦法。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 三議一統 古文書。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 出雲 神田橋 書状 古文書。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。「源氏物語」匂宮の巻・十九歳の薫の君・帝(今上天皇)や后(秋好中宮)に大切にされる・大炊御門宗氏・自筆・茶道具11B。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。南畫講解 描法解 画帳 画集 小室翠雲先生 サイズ約37x28cm 花草山水合集 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。中村良之進『陸奥古碑集』昭和2年 私家版(青森県弘前市)三村竹清旧蔵書 陸奥史談会創設者/青森県郷土史家による青森県全域の碑文図譜。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 加賀 小笠原 貞宗 開善寺殿 古文書。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。満州事変写真帖/昭和6年/52図版/奉天郊外での柳条湖事件を契機に始まった日中両軍の軍事衝突・日中戦争・太平洋戦争へ続く十五年戦争の端緒。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。明治大学政治経済学部 1964(昭和39)年 卒業アルバム。
出品した「源氏物語」は蛍(よこぶえ)の内容の要旨
「蛍の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 毛利 小笠原 書状 古文書 歴史的逸品。第25帖。当方の先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 書状 古文書 歴史的逸品。光源氏36歳の5月の話。池田義信(浮世絵師・渓斎英泉)『好古集覧革ゼン図考』弘化2年刊 画韋・絵韋図案集 彩色木版画譜 江戸時代和本 絵革 甲冑染革 皮革文化。五月雨の頃、兵部卿宮から玉鬘に文が届き、源氏はそれに返事を書かせた。貴重 井伊直弼暗殺 桜田門外の変 その当時の記録書。喜び勇んで六条院にやってきた兵部卿宮の前で、源氏は几帳の内に隙を見て袋に入れて隠していたホタルを解き放ち、その光で玉鬘の姿を浮かび上がらせて見せた。幕府領(会津藩預所)佐倉村古文書●寛文10年(1670) 会津藩家老成瀬主計が加賀前田藩家老等宛書状 大沼郡佐倉村 現在の福島県昭和村 240320。予想以上の美しさに心を奪われた兵部卿宮は想いを和歌で訴えるが、玉鬘はつれなくあしらうだけだった。竹久夢二木版画装『ビクター民謡曲』(2冊セット=第2,3編)昭和4年 ビクター出版社刊。その美しさにますます夢中になってしまう。本朝櫻陰比事 巻一 浮世草紙 井原西鶴著 元禄二年己正月吉日(國書)。この逸話から、兵部卿宮は蛍宮、蛍兵部卿宮等と呼ばれる。【極美 入手困難 名筆】淡海女子実務学校創立者 塚本さと子歌集『月の影』(上下巻揃 和綴じ 帙入 正誤表付)東山堂 井上皐玄 筆 昭和5年。蛍兵部卿宮は変わらず熱心に玉鬘に恋文を送ってきていた。仙台藩伊達家・知行御割目録 宝暦八年 大町源十郎殿宛 登米郡他四郡 五十貫九百三拾七文 四奉行 重判連名。源氏は一計を案じ、蛍兵部卿宮に色よい返事を書かせる。明治25年 諸流秘伝 生花独稽古 華道 生花 冊子 本 和本 古書 全4巻中1冊欠如 ②E。喜び勇んで玉鬘の屋敷にやってきた蛍兵部卿宮は、源氏が隠れているとも知らず、几帳を隔てた玉鬘に向かって対座した。☆E0302昭和3年(1928)古地図「東京逓信局区内電信回線図/東京逓信局管内郵便線路図」4点/東京逓信局規画課調製。几帳の内にホタルを放ち、玉鬘の姫君の美しさを際立たせる方法は広く知られている。f24050706〇日用宝鑑 貴女の栞 全2冊 銅版画3枚 色彩木版画1枚 国分操子 大倉書店 明治33年〇和本古書古文書。
自筆原本上部に「蛍(ほたる)」には、「王昭君払玉鞍上馬啼紅頬」《王昭君(おうしょうくん)、玉鞍(ぎょくあん)を払い、馬に上(のぼ)って紅頬(こうきょう)に泣く》と読み、意味は「王昭君は玉の鞍の露を払い、馬に乗るとその紅い頬には涙が流れた」という篆書印の内容です。俳諧/史跡/「近畿俳蹟行脚集 上・中」/田中居庸著/昭和8・9年/御津之華社発行/2冊。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。f24050704〇標記 十八史略 全7冊 沿革図銅版画10枚入 明治新刻 五車楼梓 状態及び摺良 明治18年〇和本古書古文書。源氏の君が蛍を放って玉鬘の姫君の美しさを蛍兵部卿に見せたことに由来しております。軍事資料★「兵事法令集 壹本 全」明治38年3月 2冊 兵役・服役補充召募・召集・雜之部 編纂 久芳宇三郎。「蛍」の巻の原文には、「おどろかしき光見へは、宮ものぞきたまはん」とある。w074 新絵様欄間集 上下 全2冊揃 平原助次 昭和7年■和本 古文書 建築 大工 図案 彫刻 木鼻。五月の晩、源氏の君は玉鬘の身辺に蛍を放ちほのかな光の中に玉鬘の姿を映しだす有名な場面です。修身學 : 一名人の行道 (三水碧樓集)第1.3集セット 明治6年2月発行。玉鬘の姫君の美しさを中国の楊貴妃を並ぶ絶世の美女と称される王昭君の美しさを現したものです。伯爵 古田正毅書翰 銕道院總裁/原敬宛 大正元年12月11日。王昭君は、漢の王宮の絶世の美女なのに、匈奴との外交のため遠く胡国の匈奴王呼韓邪単于(こかんやぜんう)へ送られる。f240502010〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都目黒夕日か岡 東京都目黒区目黒 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。白楽天の五言絶句「王昭君」の漢詩で詠われている。『本経逢原』安永6年跋刊 江戸時代和本 東洋医学書 中国医学 漢方医学 漢方薬 本草学。「玉鞍」は、ヒスイの宝石で作った鞍です。c0411 和本 新刀銘書 全六巻 新刃銘書後集 全六巻 セット 検 刀 刀剣 古書。現代語訳にすると「王昭君は玉の鞍の露を払い、馬に乗るとその紅い頬には涙が流れた。源眞修(字:天爵)『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/ 二行書 掛け軸。」というものです。葛飾北斎 万福和合神 秘蔵浮世絵集成 #309 【極美品】。紫式部が「蛍」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。川上澄生『横濱どんたく』限定200部 昭和22年 日本愛書会刊 彩色木版画譜 総手漉和紙本 文明開化期の横浜を描く。詳細な理由は下記説明欄に記載押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 古文書 書状。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」蛍(ほたる)の巻》
「蛍」の巻は英文で「Fireflies」と表記されます。風流と繊細!/[建具雛型・明治9年・版権免許]/唐戸・妻戸・網代戸・二崩etc。
《自筆上部の「王昭君払玉鞍上馬啼紅頬」《王昭君(おうしょうくん)、玉鞍(ぎょくあん)を払い、馬に上(のぼ)って紅頬(こうきょう)に泣く》と読み、意味は「王昭君は玉の鞍の露を払い、馬に乗るとその紅い頬には涙が流れた」という篆書印の内容です。夢窓疎石『夢窓国師語録』(全3冊揃)貝葉書院刊 江戸時代和本複製版 鎌倉時代・臨済宗の禅僧の禅語集 禅宗。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。俳諧用捨箱。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名一節です。(漢)揚雄撰 (宋)司馬光註 桃源蔵(桃白鹿)増註『揚子法言増註』(全十巻四冊揃)寛政8年 柏屋喜兵衛他刊 江戸時代和本 唐本漢籍和刻本。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。日比健二郎編『死体検屍考』(明治13年 大野木市兵衛刊か)長谷川伸旧蔵書 明治時代和本 明治初期の法医学書 検死。)
「自筆原本」
自筆右下四つの印のうち上2つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。『新版 密宗書籍目録 全』享保19年 藤屋弥兵衛他板 密教関係刊行書目録 江戸時代和本 仏教書 仏書。
下2つは、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印自筆上部の「王昭君払玉鞍上馬啼紅頬」《王昭君(おうしょうくん)、玉鞍(ぎょくあん)を払い、馬に上(のぼ)って紅頬(こうきょう)に泣く》と読み、意味は「王昭君は玉の鞍の露を払い、馬に乗るとその紅い頬には涙が流れた」という篆書印の内容です。師岡廉治『東湖先生正気歌』昭和9年 平野書店刊 伊勢素封家駒田家/駒田義三郎旧蔵書(印記「果育舎」)藤田東湖の漢詩「正気歌」註解書。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。h∞ 明治期 睡蓮 相馬昌治 相馬御風・著 明治38年 東京純文社 /C06。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名一節です。和解図式 算法天元指南 全9巻全5冊揃 YAH163。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。阪本理(阪本東岳)著 関沢清修編『東嶽詩鈔』(全2冊揃)大正12年刊 秋田県の漢詩人 阪本東岳漢詩集。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。『官幣大社 鹿島神宮宝物図鑑』明治14年 鹿島神宮刊 茨城県鹿嶋市の神社「鹿島神宮」所蔵名宝集 太刀 懸鏡 古鏡 狛犬など 神道資料。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。大内青巒『熱海独案内 全』明治18年 遊仙洞上梓 熱海温泉案内書 明治時代和本 折込地図「豆州熱海全図」。
《「源氏物語」蛍(ほたる)の巻》
《「王昭君払玉鞍上馬啼紅頬」《王昭君(おうしょうくん)、玉鞍(ぎょくあん)を払い、馬に上(のぼ)って紅頬(こうきょう)に泣く》と読み、意味は「王昭君は玉の鞍の露を払い、馬に乗るとその紅い頬には涙が流れた」という篆書印の内容です。☆E0101和本明治摺り国学「標註職原抄校本」6冊揃/近藤芳樹/古書古文書/木版摺り。この漢詩は「白楽天の文集」に由来するものです。竹田宮恒久王妃昌子内親王 歌集『松乃しらべ』(全2冊揃)昭和18年竹田宮蔵版 彩色木版画6枚入 明治天皇第六皇女子。》
《およひなさ》・・・・にわつらはしくて、おりた(立)ち
あらはしきこ(聞)えよ(寄)りたま(給)はぬを、
此きみ(君)は、人の御さまも、け(気)ちか(近)く
いま(今)めきたるに、おのつから、思ひしの(忍)ひ
かた(難)きに、おりおり(折々)人見たてまつ(奉)り
つけはうたか(疑)ひおひぬへき御もてなしなとは、
うちましるわさなれと、ありかた(難)く
おほ(思)しかへ(返)しつゝ、さすかなる御仲なりけり。孟子 天保発行。
五日には、むま(馬)は(場)のおとゝ(大殿)に出給ける
ついてに、わた(渡)り給へり。西澤笛畝『諸国絵馬集』(全2冊揃)大正7年 芸艸堂刊 彩色木版画譜 小絵馬集 郷土玩具 民間信仰 西沢笛畝。「いかにそや。【新発見!関西大学初期資料】関西法律学校の京町校舎宛 和歌山ボタ+和歌山/19.12.18/イ。
宮は夜やふかしたま(給)ひし。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古文書 上。いたくもな(慣)らし
きこ(聞)えし。『絵入 子供遊親手助孝行すゝめ』天保10年 堺屋仁兵衛刊 江戸時代和本 孝子伝や教訓歌などを集めた絵入り教訓的往来物 子供遊親手助孝行雀。わつらはしきけ(気)そ(添)ひ給へる人そや。渓斎英泉画『武勇魁図会 初編』明治時代和本 木版画譜 浮世絵 武者絵。
人の心やふり、物のあやまち(過)すましき人は、かた(難)くこそありけれ」
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 書状 古文書。
《「源氏物語」蛍(ほたる)の巻》
《源氏の君が直衣の袖に蛍を隠し姫君の部屋の前で光を解き放つ有名な場面》
《源氏の君が放つ蛍の光に驚く姫君を描いた「源氏物語」の有名な場面を記した原文》
《五月五日、端午の節句・宮中での競射と競馬を源氏の君が玉鬘の姫君と見学する》
《中宮(秋好中宮)などをも、きれいさっぱりとおあきらめ申して
いらっしゃるはずもなく、何かの折々には、穏やかならずお気を
ひくようなことをなさるけれど、先方は高貴なご身分で
及びもつかず》・・・・・《厄介なので、本気になって露骨にお言い寄り
申すことはなさらないが、この姫君(玉鬘の姫君)はお人柄も親しみやすく
当世風でいらっしゃるのだからつい辛抱しきれなくなって、
もしや人がお見かけ申したなら、きっと不審がられるにちがいないおふるまいも
ときどきおありになるけれど、めったにないくらいによく自制なさっては、
なんといってもやはりうるわしいお二人の御仲なのであった。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 天文九月吉日 古文書。
大臣(源氏の君)は、五日には、馬場の御殿にお出ましになった、そのついでに
姫君の所へお立ち寄りになる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 犬甘 古文書。
(源氏の君)「いかがでした。【人形代】中眞二景肺神 肺病治御秘符[ijGG]手書き。
宮(兵部卿宮)は夜おそくまでいらっしゃいましたか。∧古本 希少 レア|支那事変放送講説集 第一弾| 天津軍宣傳部|当時物 香月軍司令官挨拶■O4757。
あの方をあまりお近づけ申さぬようにしましょう。完品 喜多川歌麿『歌麿版画集芳』昭和49年 高見澤研究所刊(手摺浮世絵木版画全24枚揃)美人画集 錦絵 遊郭 花魁 遊女。厄介なところがおありの方なのですよ。3-#南部中尉名誉記念書書帖 木村仁太郎 1910年 明治43年 5月 8日 和本 和つづり 破れ・シミよごれ有 陸軍 伯爵 大日本帝國 日露戦争 勲績。
人の心を傷つけたり、何かの失態を演じたりしないという人は、めったにいないものですね」
・・・・《などと、さきには宮(兵部卿宮)をお近づけせよと
おっしゃったのに、今度はこれに水をさすといったおっしゃりかたをして
ご注意をお与えになる大臣(源氏の君)のご様子は、どこまでもまったく若々しく
おきれいにお見えになる。古い白帖 無地の短冊帖 110葉収納 全長約520センチ 古写経 お経 古筆手鑑作成 画帖 簾 和本。艶(つや)も色合いもこぼれるばかりの
おみごとなお召物に直衣(のうし)を無造作に重ねられた取合せも、
いったいどこにどう付け加えられた美しさなのだろうか》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【処分価格】★『妻鏡』 寛永十八年初版本 道鏡一円 無住一円 ★検)仏教 仏書 禅宗 和本 古文書 吾妻鏡 迷悟抄 沙石集 空海 親鸞 法然。
《Fireflies(蛍)》
《There was something different about his manner》
… when he was with her,
something especially charming and seductive.
But she was beyond the reach of direct overtures.
Tamakazura was a modern sort of girl, and approachable.
Sometimes dangerously near losing control of himself,
he would do things which, had they been noticed,
might have aroused suspicions.
It was a difficult and complicated relationship indeed,
and he must be given credit for the fact
that he held back from the final line.
On the fifth day of the Fifth Month,
the Day of the Iris, he stopped by her apartments
on his way to the equestrian grounds.
"What happened?
Did he stay late?
You must be careful with him.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《蛍》
只因皇后身尊,高不可攀,所以他不敢公然表示,
只得独自在心中。中外新聞 合本 巻四(21号~27号) 慶應四年★Wa.09。至于个玉鬘,性情温和可,
子又很髦,他的恋慕之情自然于抑制。☆E0151和本江戸天明2年(1782)秋田騒動(佐竹騒動)写本「兜頭巾」1冊/古書古文書/手書き。
有不免做些教人了疑的。木版画で作られた小物入 明治 懐入 薬入 小物入 生薬入 細工物 小野道風 (骨董品 浮世絵。幸而立刻后悔,
于保住了的系。古版 藻塩草。端午日,源氏赴六条院北的殿,
乘便到西探玉鬘,道:“怎?
那天王到夜深才回去?个人不可分近,
因他是有坏脾气的。片山直人著 中島仰山画『日本竹譜』(全3冊揃)明治19年 片山直人刊/丸家善七他発兌 初版(洋紙本)明治時代和本 植物学書 本草学 竹類図譜。世男子,大多数会妄,
使得方心。【稀少!江戸期和本 流麗・繊細 絵入】三帖和賛繪抄 五 ※浄土真宗 検親鸞高祖仏教武将武者木版画浮世絵絵本錦絵骨董書籍龍天皇鎌倉歌舞伎。”他有近,有又疏。上野公園西郷銅像附近之図。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
左の写真が「源氏物語」蛍の巻の末尾(原本番号21-B)右面と左面の押印。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 弓法秘 古文書。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。彩画職人部類・上下・2冊/橘岷江/彩色木版・大正5年・非売品・和装本/鈴木春信風の美人画をかき彩画職人部類に吹きぼかしで彩色を工夫。冬姫は内大臣・通誠の養女。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 書状 古文書。
冬姫は通称。源氏物語評釈 全12巻別巻2 14冊揃 玉上琢彌 セット。正式な名は伊達貞子。『黒谷上人伝絵詞 黒谷語燈録』(全十冊揃)華頂山蔵板 江戸時代和本 仏教書 仏書 浄土宗 法然上人 滋賀県栗東市郷土史料。左端の写真は「蛍の巻」末尾の拡大写真。下御霊社御祭礼之図。
左上の篆書体は、「王昭君払玉鞍上馬啼紅頬」《王昭君(おうしょうくん)、玉鞍(ぎょくあん)を払い、
馬に上(のぼ)って紅頬(こうきょう)に泣く》と読み、意味は「王昭君は玉の鞍の露を払い、
馬に乗るとその紅い頬には涙が流れた」という篆書印の内容です。天野節次郎編『大連旅順金州名勝風景写真帖』大正2年 天野満書堂刊(大連市)大正時代の中国大陸写真集。
篆書体の右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。東条義門『玉緒繰分』(全5冊揃)嘉永4年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 本居春庭・藤井高尚・太田全斎らに師事した国学者 日本語文法書。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。絵図 (城郭図) 福岡県 筑後國 久留米城 歴史資料 帳仕立て(レターパックライト発送)。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(蛍の巻)MRI 25―7B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「国宝・蛍の調度品」の資料
下記写真は、源氏の君が兵部卿のために袋にいれた蛍を御簾の中に入れる場面を記しています。古文書 書簡 鵜殿清虚 水戸藩 家老 名筆家 水戸の二妙 江戸時代 名筆家 書道 手本 珍品 歴史資料 (レターパックライト発送)。
左が玉鬘の君、右が兵部卿。歌川広重『広重狂句画集』戦前刊 彩色木版画全30枚+目次揃 浮世絵。右下の玄関から様子を伺っているが源氏の君
上記絵巻は、「源氏の放った蛍の光により玉鬘の君美しさに感動する兵部卿
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。長野県官民肖像録 明治41年発行。
源氏物語「蛍」の巻の原本に記されております。吉井勇著 竹久夢二装画『東京紅燈集』大正5年 新潮社刊(再版)。紫式部が「蛍」を書くに際し、「白楽天・漢詩集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「蛍の巻」を書いていることがわかります。艶本・艶情二葉の由来、全【艶絵二十図絵入り】吾妻雄鬼子・江戸期。この原詩の言葉の引用は、「蛍の巻」に用いられていることで広く知られている。金剛界念誦次第 真言宗 正徳4年 仏教 江戸時代 検)仏陀空海古書和書古文書古本浄土宗天台宗密教護摩江戸期 ND。紫式部がこの原詩に親しんでいたことがわかる。アリゾナの天狗 小西茂木 昭和24年 長編冒険小説 戦前 明治大正 古書和書古本 N。
《「王昭君払玉鞍上馬啼紅頬」《王昭君(おうしょうくん)、玉鞍(ぎょくあん)を払い、馬に上(のぼ)って紅頬(こうきょう)に泣く》の篆書体(てんしょたい)体の漢詩文の落款が押捺されている。『古文書』権大僧都法印(芳川経雅)・高野山時代巻物3巻・和歌山藩時代上下巻物【幕末 巻物 古文書 古書 和書】約上巻6m下巻8m高野山巻9m。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。真宗礼讃偈 明治25年 仏教 浄土真宗 親鸞 戦前明治大正古書和書古本 NA。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。千代の地かため 初編 平安 華鳳編輯 寛政元年 書林 伊勢屋庄助★ko2.45。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。長沼澹斎(長沼広敬)著『校刻兵要録』(全22巻2冊揃)安政2年 内野屋弥平治他刊 江戸時代和本 長沼流兵法 兵法書 軍学書 尾州真菅組旧蔵書。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。【洛座】古道大意 上巻下巻 平田篤胤 文政七年 < 和本 ◆13-15。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。長谷川伸旧蔵書 大倉桃郎『平和の日まで』大正4年 佐藤出版部刊(初版本)大正時代文学書 大正文学。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。清水六兵衛編『清水六和回顧作品集』昭和30年 芸艸堂刊 5代目清水六兵衛陶芸作品集 木版画装。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。葛飾北樹『花鳥山水北樹画譜 全』天保年間頃 丁子屋平兵衛版 葛飾北斎に学んだ浮世絵師の彩色木版画譜 江戸時代和本。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。佐藤春夫著 生田長江序 岸田劉生木版画装『詩文集 我が一九二二年』大正15年 新潮社刊 初版本。撮影後、展示のために再表装をしております。栗原信充『刀剣図考』(全2冊揃=初集+2集)天保14年 英屋文蔵刊 江戸時代和本 日本刀 太刀 刀剣。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。S1035【仏具】祝詞 のりと まとめ売り 古文書 古書 和書 神主 神社 仏教 寺院 和尚。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。写本 和本『太閤真顕紀』初編~12編/各10冊/計120冊 江戸後期/筆 肉筆 豊臣秀吉伝記 (古文書。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。尊圓親王芳跡。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。絵図 水戸弘道館図 弘道館 (レターパックライト発送)。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。古文書 江尻興 「鹿鳴吟社集」 茨城 笠間藩 浅野弘 帳仕立て 歴史資料 (レターパックライト発送)。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。f21030501〇江戸古地図 増補江戸大絵図 天和2年(1682年) 木版手彩色 林氏吉永 軸装1750x1400mm 虫損 汚れ有り〇和本古書古文書。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。白梅園鷺水(青木鷺水)編『俳諧新式』元禄11年 中西卯兵衛他刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。百人一首★天保六年乙未秋再版★東壁堂★永楽屋東四郎板(498)。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。伏敵篇・靖方溯源・竹崎季長蒙古襲来絵詞/明治25年/重野安繹・山田安栄・蒙古襲来関係史料集・近代の蒙古襲来研究に画期的な意義を持った。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 矢論 古文書。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。真作「日本山海名物図会」全5冊揃 二巻欠け 4冊 宝暦4年 捕鯨図 和本 古書 古文書 y2445。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘 清水 古文書。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。歴史資料/加賀藩史料/「菅秘録」/前田家由来併武芸之女召抱之事他23項目/寛政12年筆写/9巻2冊。母は後水尾天皇皇女女二宮。【真作】 和本 「傾城水滸伝」 曲亭馬琴 歌川国安 四編~十三編 端本 計37冊 浮世絵 版画 絵草紙 和書 古書 y1891。実母は近衛家女房(瑤林院)。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 長時 古文書。幼名は多治丸。美濃国全図 改正 (内題美濃国郡県人跡路程図説) A 岡田啓。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。扶桑名所図会 初・二篇 狂歌。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。萬葉集拾穂抄 十冊(一~三、五~十、十四)北村季吟撰。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。【地租改正】『落地発見願書』明治十九年八月 中頸城郡 上広田村/新潟県知事 篠崎五郎 検地帳 古文書 村方文書 和本【24-0412-29】。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。完品 大木篤夫著 恩地孝四郎装幀『危険信号』昭和5年アルス刊 函付初版本 直筆献呈サイン入(河井醉茗宛)。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 豊前 中津 古文書。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。Q4-W5/27 特選神名牒 思文閣 内務省蔵版。
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