【ギフ_包装】 ●極上和本YM4944●江戸明治和本等＞〈本目氏〉摂河往来 元禄板 稀書往来物 本目某書 和書

■〈本目氏〉摂河往来

【判型】大本1冊。武者小路実篤筆 「愛」 15.5ｘ55cm 印有 錦子識　墨　書　軸。縦273粍。武井武雄「おもちゃ絵諸国めぐり 刊行案内等」昭和4年 伊勢辰版。

【作者】本目某（本目親信か）書。▲01)【同梱不可】顔真卿争座位稿/拓本/漢籍/精華堂法帖店/大正8年/A。

【年代等】元禄11年頃作・刊。大枝流芳『煎茶仕用集』（全2冊揃）宝暦6年序 前川善兵衛刊 江戸時代和本（明治刷）青湾茶話 煎茶道論 中国茶論。［大阪か］刊行者不明。蘭繁之他『夢二愛惜』限定200部 昭和52年 緑の笛豆本の会刊 竹久夢二 彩色木版画3枚入。

【備考】分類「往来物」。【政】29816 太政官高札(こうさつ) 舞鶴藩 立て札 奉行ふれ札 取締り 看板 骨董 古物。『〈本目氏〉摂河往来』は、摂津在住の三津浦之丞（芦錘軒秀?金）から河内住の猿猴庵水月宛ての往状と、水月から三津氏への返状の2通から成る文章で、摂津・河内両国の年中行事・名所・名物のあらましを記した往来。宮崎成身『六藝名義觧』文政5年序 青山堂刊『周礼』六芸解説書 中国周代教養 江戸時代和本 絵入本 六芸名義解。まず往状で、三津氏が念願の河内壺井の通法寺や楠木正成ゆかりの千早赤坂古戦場等の歴覧を果たせずにいることを悔やむ文面から始まり、主に春から冬（特に7～１０月に詳しい）にかけての摂津における年中行事・生活・風俗などを記す。本居宣長『真暦考』天明2年後跋 柏屋兵助他刊 江戸時代和本 上代/古代日本人の暦論 国学者 暦法。季節の庶民行事や芸能・娯楽、また武家儀式や参勤交代の壮観な様子、さらに歓楽街の風景、長崎からの荷物（舶来品）、元禄年間の堂島川普請、日用料理・精進料理および献立、寺社祭礼などを一通り紹介した後で、このように「栄耀繁華之地」を去って「孤村片里」の地に移住した「貴殿はさぞ残念であろう」と同情する文章で結ぶ。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　三議一統　　　古文書。一方、河南に住む水月からの返状は、まず往状を受けて河内の古跡のいくつかをあげ、また、様変わりする摂津の発展に驚き、さらに「田舎生活もまんざらではない」と河内の生活を縷々述べる内容となっている。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管　小笠原　出雲　神田橋　　書状　古文書。衣食住に不自由なく、自然が美しく、また気楽で人間的、健康的な生活を謳歌し、河内の名工・名物、諸産業・諸職人、芸能、農作物、その他食品、運送業までを紹介する。「源氏物語」匂宮の巻・十九歳の薫の君・帝（今上天皇）や后（秋好中宮）に大切にされる・大炊御門宗氏・自筆・茶道具11B。本文を大字・6行・稀に付訓で記す。南畫講解 描法解 画帳　画集　小室翠雲先生 サイズ約37x28cm　花草山水合集 　古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。なお、小泉本の原表紙に「加西又玄作也」と記すのは事実かどうか不明だが、版下の筆耕は、角書と刊行年代から本目流初代・親信筆と推定される。中村良之進『陸奥古碑集』昭和2年 私家版（青森県弘前市）三村竹清旧蔵書 陸奥史談会創設者/青森県郷土史家による青森県全域の碑文図譜。また、本書同様の「都鄙論」に触れた往来として、明治16年（1883）書『山里国村記』がある。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　　　加賀　　小笠原　貞宗　開善寺殿　　古文書。

★原装・題簽付・状態概ね良好。満州事変写真帖/昭和6年/52図版/奉天郊外での柳条湖事件を契機に始まった日中両軍の軍事衝突・日中戦争・太平洋戦争へ続く十五年戦争の端緒。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。明治大学政治経済学部 1964(昭和39)年 卒業アルバム。