期間限定30％OFF! チーズとうじ虫 16世紀の一粉挽屋の世界像　　カルロ・ギンズブルグ 杉山充信訳　1984年12月発行　みすず書房　貴重な本です　棚2 哲学、思想

1583年9月、イタリア東北部、当時はヴェネツィア共和国本土属領のフリウリ地方において、ひとりの粉挽屋が教皇庁により告訴された。「人に長たる者」の人間学 修己治人の書『論語』に学ぶ／伊與田覺(著者)。
名をドメニコ・スカンデッラといい、人びとからはメノッキオと呼ばれていた。知覚の現象学　改装版 叢書・ウニベルシタス１１２／Ｍ．メルロ・ポンティ(著者),中島盛夫(訳者)。
職業柄、白のチョッキ、白のマント、白麻の帽子をいつも身に着け、そして裁判の席にあらわれるのもこの白ずくめの服装だった。判断力批判／イマヌエル・カント(著者),熊野純彦(訳者)。

「各人はその職業に従って働く。支那思想のフランス西漸　後藤末雄　第一書房　昭和8年刊　500部限定134番　滅多に見ません。背角革装。あるものは身体を動かし骨折って働き、
あるものは馬鍬で耕す、そして私はといえば神を冒するのが仕事だ」

「私が考え信じるところでは、すべてはカオスである、すなわち
土、空気、水、火のすべてが渾然一体となったものである。シュヴァイツァー選集 全9巻揃（1～8巻＋別巻)　シュヴァイツァー 浅井真男・国松孝二訳　白水社　1961～1962。この全体は次第に塊になっていった。「初版/1971・1972」日本の思潮 : 現代思想の史的展望 中 ＜潮新書＞　大熊信行　戦後思想は虚妄を宿す。
ちょうど牛乳からチーズができるように。安藤昌益 切り抜き帳 1－6集 安藤昌益の会編。そしてチーズの塊からうじ虫が湧き出るように天使たちが出現したのだ」
かく語り、二度にわたる裁判を経て焚刑に処せられたメノッキオとは何者か。【新品未読保管品、送料230円】ヘーゲル / 論理学講義―ベルリン大学1831年。
異端審問記録ほか埋もれた史料を駆使しつつ地方農民のミクロコスモスを復元、民衆文化の深層にスリリングに迫ったギンズブルグ史学の初期傑作。SK017 老子経心解 五千言坊玄通子：著 【非売品】。

若干のシミ色焼けありますが本自体は比較的綺麗な状態です