世界的に有名な ●極上和本YM4588●白山参詣記 他に所蔵無し 稀書往来物 新潟白山祭礼記 和書

■白山参詣記［新潟白山祭礼記］

【判型】半紙本1冊。信州高島藩分限帳（諏訪）　表題は御家中分限簿。縦237粍。八雲龍守他校訂 亀岡甚三郎校正『校正七部集』（全2冊揃）嘉永4年 東昌軒蔵版 江戸時代和本 松尾芭蕉 俳諧書 俳書 俳句 発句集。

【作者】橋本清林作・書。写本 微毒要方 漢方学 薬学薬理学 東洋医学 江戸時代 戦前江戸期明治大正古書和書古本 NM。

【年代等】文政11年1月作・書。藤村庸軒述 河東散人鷯巣記『茶話指月集』（全2冊揃）元禄14年 今井重左衛門梓行 江戸時代和本 千利休ら茶の湯・茶道の逸話集 茶書。

【備考】分類「往来物」。天保二年　高反別書上帳　他色々まとめて　　(^00XE28B。著者直筆本。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　古文書　古絵図。著者は越後国北蒲原郡土橋新村（現・新潟県阿賀野市）住人。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　古文書　　書状。『白山参詣記［新潟白山祭礼記］』は、奥州南部の老僧2人が、「四方の梢は花盛り」という3月に越後新潟見物に行くという想定で起筆し、この頃の山里の風景を縷々記した往来物。林羅山『癸未紀行』正保2年 風月宗知刊 江戸時代和本 漢文紀行文集 奥野彦六旧蔵書（印記「奥野万冊本願之蔵書」）。南部から新潟に向かう道中は、名所旧跡等の地名には触れずに、山里の春の風景や山菜・農作物、周囲の山々の眺め、山間部の天候、山川草木・花鳥、山里で働く人々等の様子を綴りつつ、旅装束や道中の楽しみ、入浴・食事・就寝・起床など旅宿の一時など旅のあらましを臨場感をもって綴る。★限定600部 帙付き 大型本 『 吉田松陰遺墨帖　●解説付き 』 山口県教育解/編纂 大和書房。新潟に入ってからは「古町旅籠屋に宿を取る。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　中津　　古文書　書状。其名は南部屋奧右衛門と申処に一宿仕り…」と具体的な記述に変わり、新潟見物を旅宿の主人に依頼し、彼の案内により、新潟の町の由来や、新潟の鎮守白山大権現の結構や祭礼の様子、門前町の繁栄ぶり、種々の物売りや堂寺伽藍再建の奉加人等の様子、仏前に献花し南無阿弥陀仏の名号を唱える人々の柔和な顔、この世とあの世の極楽などに思い致すうちに仏菩薩の有難さに思わず歓喜の涙を流したことを告白し、さらに、四季の様々な草花について述べ、沿道の薬売り・軽業師・絡繰師・猿回し・傀儡師・独り相撲その他の大道芸人や音曲師の賑やかな様子、各種鳥類、諸芸能、茶屋の様子と各地の名酒、茶店で提供される魚介類や料理、団子・饅頭や種々の人形・お面等の土産物や売り声などを紹介した後、西日も傾く頃合いになり、店仕舞いする商人が、「今度、売損有ふかと心元なく思ひしに、存の外の利潤有り。菊池容斎画譜　松本楓湖縮図　錦栄堂　2冊　明治24年　大原孫兵衛。是も白山様の恵か」と志し有輩は、白山様え打向ひ礼拝してぞ帰りける。旗本領川島村(土睦村)古文書●明治20年　仏国人波阿蘇印度意見書　32丁　ゼ、ボアソナード著　千葉県長柄郡川島村　現在の睦沢町　231010。老僧方は参詣の次第を悦て旅籠屋えと帰りける」と結ぶ。和本「戯場訓蒙図彙」全八巻 合本 合一冊 式亭三馬 勝川春英 歌川豊国 享和三年 歌舞伎和書 古書　　y2448。以上のように、宗教的な法悦や感慨を随所に鏤めらるのが独特である。宮崎成身『六藝名義觧』文政5年序 青山堂刊『周礼』六芸解説書 中国周代教養 江戸時代和本 絵入本 六芸名義解。

★原装・題簽付・美本。佐久間義和『奥羽観蹟聞老志』（全20巻20冊揃）明治16年 宮城県蔵版 明治時代和本 江戸時代前期の仙台藩地誌。稀書（他に所蔵無し）。長谷川伸旧蔵書 高津泰(高津川)『終北録 一名戌唐太日記』安政4年 高橋氏友于亭蔵板 漢文集 樺太紀行集 江戸時代和本 戍唐太日記。